Cisco Aironet 1832/1852 価格と、新機能の紹介

新機能

 

Cisco Aironet 1800シリーズは、新機能 “Cisco Mobility Express” が搭載されています。

 
今までは無線LANコントローラ(無線の電波などを管理するだけの製品)と呼ばれる
単体の装置を別途導入し、アクセスポイント(無線の電波を発する製品)を利用していました。
もしくは無線LANコントローラがない場合、1台1台個別管理の自立型で利用していました。
自立型は台数が多くなると、設定するのも管理するのも大変でした。
Aironet 1800シリーズはアクセスポイントが無線LANコントローラを兼ねて動作できるようになった新製品です。
単体の無線LANコントローラと比べると機能が削減されています。
削減され簡素化された分、設定がし易くなっているため一長一短といったところでしょうか。
 
価格
機能比較
型番 AIR-AP1832I-Q-K9C AIR-AP1852I-Q-K9C
 定価(税別)  \97,000 \139,000
 ATC価格(税別)  \70,000 \99,000
 アンテナ 内蔵 内蔵
 送信アンテナ本数 3本 4本
 受信アンテナ本数 3本 4本
 802.11ac Wave 2
 最大通信速度(論理値) 867Mbps 1.7Gbps
 LANポート 1個 2個
 無線管理コントローラ 内蔵 内蔵
 標準保守サポート 先出しセンドバック 先出しセンドバック
 設定画面 日本語 日本語
 電波干渉回避 × ×
 ゲスト無線LAN

※価格は2018年2月現在の情報です。

 

コメント

 

メーカーも小規模のニーズに応えてということで、

複雑な設定は必要としなく、社内のIT担当者で設定もしたい場合には良い選択だと思います。

Ciscoの推奨設定値がデフォルトで設定されたり、日本語の設定画面だったりと親切設計です。

社内無線LAN(Wi-Fi)と、ゲスト無線LAN(Wi-Fi)は、Cisco Aironet 1800 シリーズでも設定可能です。

ちなみに同じCisco Aironetでも 1700シリーズは、普段IT機器を触らない方が設定しようとすると大変かと思います。

更に手軽に設定も管理も行いたい場合は、Cisco Meraki シリーズをオススメします。

Cisco Mobility Express の設定画面はこちらをご参考下さい。

手元にあった1852のファームウェアが少し古く日本語ではないのですが・・・。

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