ハードウェア型ワンタイムパスワードトークン 「FortiToken 200B」 のご紹介

テレワークやリモートワークの普及に伴い、FortiGateを利用してリモートアクセスVPNと二要素認証(メールやSMS)を組み合わせたセキュリティ対策を導入している企業も多いかと思います。しかし、より高いセキュリティや運用上の要件に対応するために、ハードウェアトークンの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

弊社内でも厳しい要件に対応するために一部ハードウェアトークンを導入しています。ハードウェアトークンは、ネットワーク接続やスマートフォンを必要とせず、物理デバイスによる堅牢な認証を実現できる点が大きな特長です。

FortiToken 200Bは、Fortinetが提供するハードウェア型ワンタイムパスワード(OTP)トークンです。OATH規格に準拠したタイムベースのOTPを生成し、二要素認証(2FA)を簡単かつ堅牢に実現します。キーチェーンサイズの小型デバイスで、持ち運びやすさと高い耐久性を兼ね備えています。

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実機写真

ボタンを押すと6桁のトークンが表示されます。
FortiClient VPNでユーザー認証後、この番号を入力することでVPNに接続することができます。

利用シーン

  • 社内ネットワークやVPN、クラウドサービスへの安全なアクセス
  • 金融、医療、教育など高いセキュリティが求められる現場
  • スマートフォンを持たないユーザー向けの二要素認証

主な特長

  • OATH-TOTP(RFC6238)準拠
    国際標準に準拠したタイムベースのワンタイムパスワードを60秒ごとに自動生成。
  • クライアントソフト不要
    専用ソフトウェアのインストールは不要。ボタンを押すだけで6桁のOTPがLCD画面に表示されます。
  • 大型で見やすいLCDディスプレイ
    高コントラストのディスプレイでパスワードと残り時間を一目で確認可能。
  • 高い堅牢性と防水性能
    ABS樹脂製の筐体は不正開封防止機能付き。IP67等級の防水・防塵性能も備えています。
  • 長寿命バッテリー
    充電不要のリチウム電池を搭載し、長期間の運用が可能です。
  • 幅広い連携性
    FortiGateやFortiAuthenticatorとの統合管理に対応し、FortiClientやFortiGuardによる保護も利用できます。

まとめ

FortiToken 200Bは、シンプルな操作性と高いセキュリティを両立したハードウェアOTPトークンです。持ち運びやすく、堅牢な設計で、さまざまな業種・用途において安心して利用できます。

ご質問や見積もり依頼などは、お気軽にお問い合わせください。

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