Synology次期NAS用OS「DSM 7.0」ベータ提供開始

Synology次期NAS用OS「DSM 7.0」

Synologyは12月7日、「Synology 2021 AND BEYOND」を全世界同時に公開
一新されたオペレーティングシステム「DSM 7.0」を発表

2019年「Synology 2020 Tokyo」開催時には、DSM 7.0はDSM 6.xを基礎として開発するのではなく、ゼロから設計し直されたオペレーティングシステムと発表されていましたので
待ちにまっておりました。

DSM(DiskStation Manager)は、Synologyが同社のNAS製品専用のオペレーティングシステム(OS)

新バージョンとなるDSM 7.0では、主に以下の4つに焦点を当て開発されています。

・使いやすさ(Usability)
・信頼性(Reliability)
・高性能(Performance)
・拡張性(Scalability)

経験がなければ難しいストレージの設定をよりシンプルなものに再構築しています。

主な新機能は以下の通り。

・ファイバーチャネル(FC)をサポート
・アーカイブ用ストレージは1PB(ペタバイト)対応

上記2つは、過去にお客様からのご要望があった機能ですので
これで幅広い対応が可能になります。

・アプリ提供による認証機能(パスワード不要)

・FIDO2に対応してWindows Hello、macOS Touch IDでの認証をサポート

FIDOとは、パスワードを使わずに認証を行うための技術の開発と標準化
を進めるための「業界団体」です。

・UI、フレームワークの応答性向上

・サブシステム最適化によりRAID 6パフォーマンスが80%向上

RAID5+ホットスペアーとの違いをより鮮明してくれます。

・SSDキャッシュの信頼性と効率性を改善

・ストレージプールやドライブベイの視認性を高めるストレージマネージャーのGUI改善

・ドライブ交換作業時のアレイ修復パフォーマンス向上

・SHA(Synology High Availability)クラスタでのフェイルオーバーを30%高速化

・SHA(Synology High Availability)クラスタでのDSMアップデートを85%高速化

HA構成は安定性にも期待しています。

・2つのコントローラーを用いたBtrfsメモリキャッシュ保護に対応


DSM(DiskStation Manager)7.0の紹介
https://www.synology.com/ja-jp/beta/DSM70Beta

・ファーストクラスストレージ
再設計されたストレージマネージャ、新しいパフォーマンス最適化機能、およびデータ劣化に対する保護機能を強化します。

・Active Insight
クラウドホスト型の自動およびリアルタイムのモニタリング、リソース分析、異常診断、トラブルシューティングのアドバイスを提供し、NAS 環境の正常性とパフォーマンスを保護します。

・セカンダリ ドメイン コントローラ
Synology Directory Server にセカンダリ ドメイン コントローラが追加可能になり、信頼性と可用性を高められます。予期しないサービスの中断が発生した場合に備えて、バックアップ ディレクトリ サーバーを引き継ぐ準備をし、容量を追加して負荷を分散します。

パブリックベータ版「DSM 7.0 beta」を12月8日から提供されています。
https://prerelease.synology.com/en-global/download/dsm70_beta?